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Rescue の指定ライセンスと同時実行ライセンス
Rescue では、それぞれ特定のユース ケースを念頭に置いて設計された、2 つの異なるライセンス モデルを使用できます。デフォルトでは、指定ライセンス方式が Rescue アカウントで使用されますが、同時実行ライセンスを設定することもできます。
指定ライセンス:
各技術者に独自のライセンスが割り当てられます。つまり、購入されたライセンスの数は、所定のアカウントの Rescue 管理センター内で有効状態にできる技術者の総数に相当します。
例:
- 10 シート分の Rescue を購入しているユーザーがいます。
- この場合、合計 10 名の技術者をそのアカウント内で作成できます。
同時実行ライセンス:
このライセンスの種類では、潜在的ユーザーのグループ全体で共有できるライセンスのプールが有効になります。つまり、有効な状態で管理センターに存在できる技術者の総数は、ライセンスの総数を超えても構いません。LogMeIn では通常 3:1 の比率を採用しています。これは、1 ライセンスにつき合計 3 名の技術者を作成できることを意味します。
例:
- ある (企業) ユーザーに、合計 90 名の社員で構成されるリモート サポート チームがあります。
- どんなときでも、ログインしてユーザーのサポートを行う必要がある社員は 30 名です。
- 一度にサインインするのは 30 名ですが、管理センター内では 90 人全員が有効な状態で存在することができます。
同時実行ライセンス モデルを使用することで、90 人のユーザーのうち任意の 30 人が技術者コンソールにサインインしてアクセスできるようになります。この枠を超えてさらに別のユーザーがログインを試みた場合、そのユーザーはログインできません。
同時実行モデルによる管理センターの違い
Rescue アカウントを同時実行ライセンスに設定すると、UI の変化がいくつか生じます。これらは、以下に示すようなライセンス管理、レポート、通知を容易にするためのものです。
- 技術者グループのライセンス管理
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[組織] タブにある技術者グループの [権限] では、そのグループに設定されるライセンスの数を指定するオプションが管理者に表示されます。これは、1 つの技術者グループが使用可能なすべてのライセンスを占有することを防ぐためのものです。
- 新しいレポートの種類
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管理者は、同時使用状況レポートを [レポート] タブから実行できるようになります (技術者グループ レベルのみ)。このレポートには、その日にログインを行ったユーザーの最大数が 1 時間単位で表示されます。このレポートは、特に忙しい時間帯を確認し、スタッフの配置またはライセンスの配分を適宜調整するのに役立ちます。
- 新しい通知の種類
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[マイ アカウント通知] 設定ページ (https://secure.logmeinrescue.com/helpdesk/notifications.aspx) で、マスタ アカウント ホルダ (MAH) に 2 つの新しい通知の種類が表示されるようになります。
- 使用可能な同時実行シートがありません
- 同時実行シートはあとわずかです (この通知では、MAH が通知を送信するのためのしきい値を指定できます)